hiropun2010-07-09



今月一日、妻に妊娠の兆候があり、産婦人科へ行ってきました。
検査の結果、数値上では妊娠しているとの事でしたが、
お腹の中を調べても肝心の子供の姿も形も見えません。
妊娠4週目では通常発見できないらしく、見えるようになるのは5週目以降。
病院に来るのが時期的に少し早過ぎたと言われました。


それだけなら何も問題は無かったのですが、医師からは
「子宮外妊娠の可能性がある」
という話が。
もし子宮外妊娠なら、お腹の子は投薬なり手術なりして下ろさなくてはなりません。
母体にも負担がかかります。
嫁は不安に駆られ、
「自分のせいで小さな命を死なせてしまう」
と、泣いて眠れない日々を送る事になりました。
仮に子宮外妊娠だとしても、誰の責任でもないのに。
一緒にいてあげたくても、僕は泊まりの仕事をしているので、夜中一人ぼっちにさせてしまいました。
嫁程ではないにしろ、僕にとっても辛い一週間を過ごしました。


そして今日。
再び産婦人科に行ってきました。
予約時間を2時間半も待たされ、心身ともに疲弊した状態で聞かされた結果は。


「ちゃんと子宮内に着床しています」


ずっと聞きたかった言葉でした。
家に帰ってから嫁を抱きしめ、
「良かったね、本当に良かった」
と言ったところで涙が溢れました。
嬉しかった。
本当に嬉しかった。


良い結果だけではなく他に心配事が無い訳ではありませんが、最悪の事態は免れました。
何はともあれ、まずは嫁の身体を大切にして、来る日を楽しみに待ちたいと思います。