主役なんて柄じゃない。

今日は、結婚式と新婚旅行の費用を全額振り込んできました。
ウン百万円もの大金を見るのも扱うのも初めてなので、
それはもう緊張して…たような、してなかったような。


酒、タバコ、ギャンブル、女等、そちら方面はすべて好まず、縁のなかった自分。
給料はゲーム、マンガ、CD、声優イベント等の趣味にしか使ってこなかったので、
気が付いたらそれなりに貯金もできました。
ヲタ趣味を知らない会社の人達からは
「貯金が趣味だ」「もっと金を使え」「代わりに使ってやる」
なんてからかわれ、 その都度
「いや、何かあった時のために…」
と、“何か”が何かもわからないで答えていました。
それが何かの間違いで良い女性と巡り合う事ができ、結婚までできるようになりました。
やっと“何か”を見つけられました。
周りからは「自分のために使えよ」と、やはり呆れられてますが、
僕は彼女のために自分のお金を使いたいと思っていました。
それを今日実現でき、嬉しく思ってます。
大金を扱うのにあまり緊張してなかったのはそのせいなんかな。



結婚式は、なんだかんだで新婦が主役ですよね。
新郎は新婦の引き立て役です。
新婦が生涯で(たぶん)一番輝ける時を支えるのが仕事だと思ってます。
もちろん嫌々ではなく、一番近くで輝いている姿を見たいがためですが。
勘違いされてはいけないので一応フォロー。
例えて言うと、新婦がイベントの出演声優で(各々で好きな人を思い浮かべたらええやん)、
新郎はその声優のファンです。
イベントを最大限に盛り上げられるかどうかは、ファンの力もかなり影響力があるものです。
跳んだり、コールしたり、会場内を光で包んだり……、
舞台上の主役を気持ちよく盛り立てる事ができるのは、やはりファンなのです。
自分は楽しませてもらう側の客やけど、そんな自分も出演者を楽しませたい。
そういう気持ちと方向性は同じではないでしょうか。
…なんか、例えたせいで台無しになった気もするけど、まぁ気にしない。



彼女と付き合い始めて、明日でやっと丸10カ月。
いろんな気持ちが湧いて溢れた、人生で最も充実していた10か月。
これからの人生もずっと充実させていけるよう強い気持ちを持って、
来週の日曜日、3月14日の結婚式に挑みたいと思います。