内緒之蕾。

買ってからしばらく経ってしまった 『ないしょのつぼみ』 、やっと読み終えました。
普通に読めば1時間とかからないんですけどね。 最近ゴチャゴチャしてましたから。


少なからず抱いていた「エロマンガ?」という感じの作品では無かったです。
ほら、少女漫画って少年漫画に比べてエロいじゃないですか。
なんなら青年誌で連載している漫画なんかよりエロかったりするし。
男子が「努力!友情!勝利!」(最近は「才能!愛情!勝利!」?)と騒いでる間に、
女子は大人の猥談階段を上っているのですね。 オトコはいつまで経っても少年ですよ。


ただ、今回の場合は 『小学五年生』 で連載していたので、少女漫画という括りではないのですが。
でも、やぶうち優先生の 『少女少年』 を以前読んだ事があるので、少し構えていたり。
この可愛らしい絵で性の話をする訳ですし。
帯で「優良図書!!! 性教育!!!」とか自分で謳ってますし。
カバーを外すと大きいヲ友達が喜びそうな絵になってますし。 (初めから購買層に想定していた?)


で、読んでみた感想は…「うん、確かに 『優良図書』 かも」でした。
性教育』 というのも「○○○を×××すると△△△になる」という事実が書かれているものではなく、
どちらかと言うと「(肉体的にも精神的にも)大人になる事は恥ずかしい事じゃないんだよ」という、
道徳の授業みたいな感じでした。
特にカラダの変化なんて、小中学生ではからかいの対象にもなりますからね。
その辺の事は学校でロクに教わりませんでしたから。 今は変わってんのかな?
あくまで僕の感じ方ですが、これならお母様方も安心してお子様に読ませられると思います。
それでも所々つぼみちゃんと一緒に「え〜〜〜〜っっ!!」と言ってしまう様なセリフがあったりしますけど。
まあ、 『小学五年生』 ですからね。 同じ小学館でも 『少女コミック』 ではありませんから。
性交についてとか、そこまで深い所までは取り扱わなかったのは良かったのか悪かったのか?と考えましたが、
(経験済みの子もいると聞くけど)小学生にはまだまだ早い事ですから、無くて良かったと思います。


最後に、つぼみちゃんを見て変なキモチになったのは、ないしょのつぼみ
…冗談ですよ!?オチですからね!? 最後で全て台無し…
(書かんかったらええのに、書かずにはいられないこのもどかしさ)