バレンタインの思い出と言えば。

高校2年の時には仲の良い女友達もわずかにおりました。
自分が料理好き（お菓子作り含む）なのは知られていたため、
なぜか僕もバレンタインに何か作ってくる事になりました。
その時僕が作ったのはクッキー（プレーンとチョコ）。

『ウチらが作ってきたのより美味しい』
『女としての自信をなくした』
等と、クッキーについては思いのほか評判は良く、
その反面、僕に対する評判は悪くなりました。
クラスの半数近い女子とお菓子を交換したので、
人生で最も収穫のあったバレンタインデーでした。
ホワイトデーにも何か作って来いという話になり、その時はチョコタルト。
生地から何から作り、やはり評判を落としましたとさ。

変に凝り性で完璧を求めようとする辺り、
その後ヲタクの道を歩むのもなるべくしてなった感がありますね。
興味のない所はとことんだらしないのが尚更そう感じます。

今年のバレンタインは、人生初の彼女と過ごしました。
僕は子どもの頃からチョコが大好きなのですが、彼女は残念ながらチョコアレルギー。
一緒に食べられるものが良かったので、シフォンケーキを作ってもらいました。
形に少しオリジナリティが加わりましたが、それはご愛嬌。
味に関して言えば、程良い甘さでいくらでも食べられました。
すごく美味しかったです。

1ヶ月後のホワイトデーはその彼女との結婚式。
早いものです。
そこでは僕の凝り性と完璧主義は発揮されるのか？
難しい事は考えず、彼女や出席して下さる皆さんと楽しめたらええかな。